わかってたんだ。
オーバーワークから来る久しぶりのパニック発作。
空を飛んでるような浮遊感と、風だか時間だかが渦巻く音、そして呼吸の仕方がわからなくなり、手足から顔や頭にかけて痺れてくる。
鬱は未だに付き合い方がわからないけど、パニック障害との共生は…うーん、ちゃんとは思い出せないけど、無理やり連れて行かれたクリニックで診断を受けたのは、たぶん12年前くらい。
その症状を自覚してからで数えたら…うーん、たぶん17年間。
こいつとは長い付き合いだから、発作が来ることくらいわかってたんだ。
わかっていたけど、発作を恐れてばかりじゃ、やりたいことなんかできやしない。
会いたい人にも会えやしない。
わかってる、わかってる。
こんなときのために、安定剤があるじゃないか。
前までは、発作の有無に関わらず、朝昼晩と飲んでた薬を、飲まずに過ごせた時間が長過ぎて、ついついタイミングを見誤った。
わかってる、わかってる。
こいつを飲んだら30分もしないうちに、発作は収まる。
一発目はね。
というか、この投稿を打ち込んでる時点で、「第一波」は去ったのだ。
そして、この後どうせ身体が重たくなるのだ。
さっきまで発作のおかげで、ギューンって浮かんだみたいになってたのにね。
わかってた、わかってた。
なので、明日は休息予定日。
何もしない贅沢な1日…にするつもり。
あ、何もしないとは言っても、無理のない範囲でやりたいことはやる。
やりたいことを我慢すんのもストレスの元だからねー。
起き上がる元気がないときは、10年前に引き寄せられるかのように書店で出会った、この本を読もう。
『やっと。やっと！パニック障害からぬけ出せそう…』（著者 大場久美子）
体調と気分次第なので、明日のことはわからない。
わからない、わからない。
あれ？？
見出しと結びが正反対じゃんか。
ま、いっか。
おしまい(笑)
